Rock&Sweet

クライミングしたい気持ちを抑えて、出産育児している日々をを綴っていきます。

ベビーベッド問題

切迫入院で買おうか悩んでても見に行けなかったもの。ベビーベッド。いろんなサイトで買う買わない問題が書かれていて果たしてうちはどうしたもんかと悩みました。

買うのであれば、実家から戻る前に買わなきゃいけない。そして高い買い物です。悩みます。

うちの状況

→夫婦でシングルベッド、洋室、ベビーベッド置くスペース有り。(ミニサイズではなくて通常サイズ)、6畳。

色々検索して読んでみても、赤ちゃんが寝ないからレンタルで十分、添い寝するからいらない、上の子がいる場合は潰されないために必要などなど、様々な意見があるので決めきれませんでした。

結論→買いました。買った理由はお試しでレンタルしてみても結局買うとなったら高くつきそうなこと、2万円ほどで買えそうなこと、ベッドで添い寝だと狭そうと思ったこと、うまくいけば2歳くらいまで使えるんじゃないかと思ったから、です。

結果→買ってよかった!うちの子はベッドですんなり寝ました。やっぱりちゃんと子供のスペースがあって、そこで寝かせてあげられてよかったと思います。(4ヶ月半現在)。ベッドを選ぶ際には高さを大人のベッドに合わせられることを基準にしました。買ったのはファルスカのベッドです。

http://www.farska.com/product/series/bedsidebed

高さを合わせられるし、大人のベッドと離れないようにするバンドもついてる。満足です。強いて言えば、ベッドの下に収納できればよかったなと。まあ、オムツなどは外に出しておけるスペースもあるし、問題ないです。

今は、ベッドにメリーも付けて娘は大盛り上がりです。寝るときもメリーつけてればひとりで寝てくれる時もあります。

夜中に添い乳とかしなきゃいけないだろうから高さを合わせられるものを選んだんですけど、2ヶ月頃から10時頃に寝て6時頃起きるというリズムができあがったようで、夜中に全く起きなくなりました。でも布団かけたり、添い寝感が出るのでよかったです。

いつまでこれで寝てくれるか心配ですが、このまま寝てくれると嬉しいな。

出産時の入院で持って行ってよかったもの。

出産した病院では必要なものはだいたい用意されて支給されました。なので自分で用意するものは少なかったけど、まとめました。

 

いらないと思ったけどあってよかったもの

・授乳口付きのパジャマ→パジャマなんて普段着ないから買っても無駄だしいらないよと思っていたけど、やっぱり授乳タイムには必要でした。そもそもあの長い丈が邪魔だし、なんかかわいくないし、と思ってましたがTシャツじゃやっぱり不便。

・授乳ブラ→これも授乳タイムには必要。ユニクロのソフトブラ(?)でも大丈夫的なブログを読んだけど、やっぱりちゃんとしたやつがやりやすい。でも最後の方にはそれすら面倒で授乳タイムにはノーブラで参戦してました(^^;)

ユニクロのブラは授乳に慣れてきた頃からヘビロテに!

・トコちゃんベルト→やっぱり産後に骨盤がズレて戻らないのは嫌です。色々ベルトは悩みましたが、買ってよかった。高いし買うのに相当悩みましたけど。他のは試してないのでわかりませんがしっかりホールド感があって、これをつけると腰痛が良くなったような気がします。

・夜用ナプキン→支給されたものだけじゃ足りず、必要でした。

 

病院でもらったもの

・産褥パンツ→万人に対応するためかLサイズでしたが逆にこれがよかった。ゆるゆるでブヨブヨになったお腹にもストレスなし!検診も受けやすい!

・さらしみたいなもの→夏でしたけどクーラーがきいてたのでお腹を温めるのによかったです。

・清浄綿→悪露が出てる間は必要だということで買い足しました。

 

病院にあったもの

・ドーナツ型クッション→これ、必需品!こんな座れなくなるとは思ってませんでした。よく必要だ、っていうのを読んでそーなのか、でも自分はきっと大丈夫、という根拠のない自信がありましたが、これに随分助けられました。退院する頃には無くても大丈夫なくらいに回復しました。

 

こんなところでしょうか。

 

出産後の入院生活

出産後2日目になってようやく授乳できるようなりました。ちなみに母子別室です。私は別室でよかったと思いました。なにせ、自分の体力を回復させるのを優先させたい。退院したら、ゆっくり寝るなんてできないはずだし。赤ちゃんは厳重に新生児室で管理されてます。入院中触れるのは母親だけ。面会に来てもパパすら触らせてもらえません。ちょっと厳しいかなと思いましたけど。。

新生児室には20人以上赤ちゃんがいました。少子化ってウソじゃないかと思うほど満室(笑)赤ちゃんそれぞれやっぱり顔が違うのね〜。

授乳タイムに一気にみんなが集まるので、授乳中は常に満席。赤ちゃんが小さめだと体力がないのか、すぐに寝ちゃいますね。まだ私もおっぱいがそんなに出ないので一苦労。足りない分のミルクにたどり着くころには赤ちゃんぐっすりで、哺乳瓶をいくら当てても起きやしない。いつも居残りみたいになりました。それでも順調に体重は増えてます。

4日目くらいにはおっぱいが張って熱を持って来ました。助産師さんにマッサージを教えてもらうと、これがまた痛い!!乳首ちぎれるかと思いました。。

股の具合も徐々に回復してるようです。でもまだトイレが恐いし、自力でできないのでいつもおなか押して出してました。

こんな感じで退院して大丈夫なのか。。でも1時間くらい縫った!って人もいたくらいだし、大丈夫なんでしょう。

赤ちゃんとちゃんとやっていけるか心配。。こんな状態で放り出さないで〜。って心境です。

でもみんなやってるんだよね。ようやく家に帰れるんだし。寝たきりで弱った足腰も鍛えなおさねば!

知らなかった…後陣痛の苦しみ。。

赤ちゃんは新生児室へさようなら。

2時間ほど休んで私も病室へ。その前に助産師さんから収縮剤を飲むようにと指示。

それから車椅子に移ったのですが、もう歩くのが辛い!こんなになるんだ、産後って。。

もう11時過ぎてるので病室はまっくら。6人部屋へ移されました。とにかくもう眠りたい!でも興奮と股の違和感で寝れません。しばらくすると、激しいお腹の痛みが!なにこれ!?陣痛?ってくらい周期的に痛みがやってくる!ふうー!ふうーっ!って息をして痛みに耐えます。こんなラマーズ法みたいの産後にするとは。きっと同室の人はうるさかったでしょう。。

あまりに耐えきれず、ナースコールを押して看護師さんに訴えるも、通常の子宮の収縮だから。と突き放されます。えー、、なんだかわたしが我慢できない人みたいじゃん。他の人全然そんなことなさそうだし、大げさなのかな。。

朝になり、初めてトイレに行くことに。初めて行く時は看護師さんについてきてもらうのです。うぅ、歩けない。トイレについても座るのも大変、そしてまさかの出しかたもわからない。力も入らないのです。はぁっ傷口も恐い。。とりあえずお腹の膀胱あたりを押して出します。あぁ、お腹こんなにぺったんこになったのね!と感慨深くなりながら用を足し、普段の5倍くらいの時間をかけてベッドに戻ります。

そして、改めてお腹の痛さを訴えました。陣痛より痛いと。このころには痛過ぎて吐き気もしてました。朝ごはんも食べられません。ようやく、子宮の収縮が早いらしく痛みが強いことがわかりました。でも収縮剤は飲みなさいと。うわっ、まだこの痛みに耐えなきゃいけないの〜(泣)

出産翌日から色んなイベントが目白押し。授乳、調乳指導、部屋移動。全て痛みのため延期してもらいました。夜になって、座薬の痛み止めが処方されて痛みから解放されました。ついでに収縮剤も飲まなくていいと。よかった!

後陣痛ってこんな辛いのか!前もって教えて欲しかった〜。

超バタバタの出産

ようやく母が戻ってきました。私を連れてこうと立ち上がらせますが、出てきそうなのを必死で抑えてるので立つことすらできません。ちょっとでも動いたらもう出そう。おしりギュッと締めてても、陣痛の波とともに出てきそうになる!もう叫んでました。 どうにか部屋から廊下を進んだところで限界に。遠くで救急車を呼んでる声がします。朦朧とした中でベッドに倒れこみました。足を突っ張って耐えます。そこで破水しました!限界!もうなんでもいいから早くきて欲しい!

時間が永遠に感じられます。救急車到着!担架にも乗せられないと判断され、ベッドのシーツごと引きずられて玄関まで。そこから何かに乗せらせて救急車の中へ。隊員の人に「女性だけど、すいません、見ますね!」と言われたけどもう、どにでもして!状態だったので返答もできず。「あー、なんか、黒いの出てますね!」と。あー、もう出したい!てか出る〜っ!

一応叫んじゃいけないっていう理性が働き、陣痛の波ごとに「うぐぅ…」と耐えます。

ようやく病院につき、すぐさま分娩室へ。産める!この時19:10。

分娩台に乗せられ、すぐ点滴。もう刺された感覚もあんまりない!本当なら赤ちゃんの心音取る機械つけるけど、無理だな!と言われてます。朝診察した医者は「あー、もう戻ってきたんだ〜」と呑気に言ってます。イラっ!

助産師さんから、次に陣痛きたらいきんで!と言われ、やっといきめる!と言われるままに、んんーー!!

出るよー!出たー!!女の子だよー!

なんと一回のいきみで産まれました!19:22に産まれました。分娩時間12分。

苦しかった!きっとクライミングしてたおかげです。腹筋がきっと多少まだ残ってたんでしょう。

赤ちゃん、胸元に連れてきてくれましたが、なんか安堵感の方が大きくて、感動の涙とかなかったです(^^;)疲れた。。

少しして赤ちゃん連れていかれました。

そういえば、夫立会いだったはず。見せたかった。この修羅場を。

 会陰切開って怖いと思ってたけど、そんなことされる間も無く産まれたので裂けたとこを縫われるようです。一針一針が痛い。刺される度に「痛い!」と訴えますが、無視。そりゃそうですけど。。

それが終わってでっかいオシメみたいのあてられました。結構血が出てる感じがします。

ようやくのこのこ夫到着。夫が買ってきたサンドイッチを分娩台の上で食べます。おなか空いてたんだ…

 ここでキレイになった赤ちゃん登場!出てきたいのを止められてたせいか、文句言いたげな顔してます…でも…産まれてきてくれてありがとう!と心の底から思いました!疲れなんて本当に吹き飛びました!あー、これから3人で生きていくんだな〜と。絶対にこの子を守っていこうと強く思いました。

退院そして出産へ

辛かった入院生活もようやくピリオドが見える36週になりました。赤ちゃんも推定2400gになり、もう安心です。

ここから、ウテメリンの濃度が下げられることになると期待しましたが、まだのようです。果たして退院できるのか。不安になって看護師さんに聞きまくりましたが、明確な答えは返ってこない。ようやく濃度が下げられ、2A台に戻りました。

そして、ついに37週に突入!今日で退院できるはず!朝からNSTと診察を受けて、先生から退院していいよ、と。やった〜!!夢にまで見た退院です!最終的にウテメリンは2A16になってましたが、最後まで点滴が外れることはありませんでした。

次の検診の予約をしてようやく退院!筋力が半端なく弱って、歩くことすらままなりません。腕の点滴の跡も痛々しく残ってますが、自分頑張った証!感慨深い〜。ちなみに産後4ヶ月経った今でも跡は残ってます。

実家に帰って食べたかったアイスを食べました!!めちゃめちゃおいし〜(≧∀≦)自由ってこんなに素晴らしいんだ!

入院中に色々調べたおかげで点滴を抜いたあとしばらくしてから張り返しがあるとわかっていましたが、まだそんなことはなさそうです。アイスを久しぶりに食べたからか、なんだか下痢っぽくなってきました。うーん。

それからはゴロゴロ本を読んだりして過ごしていました。夕方になり、まだ下痢っぽい気がします。トイレに行っても違和感がなくなりません。おなかが痛くなったり治ったりを繰り返し。一応、陣痛アプリをいれてみました。いや、陣痛であるはずはないと思う。色々読んだところによると陣痛は20分間隔くらいから徐々に始まるらしい。一応はかってみたけど、10分だったり6分だったり間隔が一定ではない。

そうこうしてるうちに、腹痛にしては痛すぎる感じになってきました。この時17:30。でもまだ陣痛ではない気がする。またゴロゴロしてましたが、やっぱり痛い。母に陣痛ってどんな感じ?と聞いてみましたが、今の私の状況とは違いそう。でも次第に寝てるのも痛いくらいになってきました。やはり陣痛?わかんないけど、とりあえず病院に連絡しようということで電話。電話でも陣痛かわかんないんですけどって話してる最中に喋れなくなる瞬間が。多分陣痛だろうから、初産だしこれから長くなるだろうから、ご飯食べて、お風呂入ってまた1時間後くらいに電話して下さいと言われて電話切りました。でもその後から間断なく痛くなってきました。喋れません。もう電話もできません。母がもう病院連れてくから、車用意してくる!とでていきました。その間、また病院へ電話かけはしたものの、喋れない。偶然帰省していた妹が代わりに話してくれました。

お腹に力入れないで!息吐いて!と言われてるのが朦朧と聞こえてきます。なんか赤ちゃんの頭が出てきてる気がする!ここら辺の記憶がもうあんまりありません。この時18:40。絶対頭出てる!家で産むわけにはいかない!っていう思いだけで耐えてました。はやくお母さん戻ってきて!!!

切迫早産での入院生活⑧

入院生活、慣れなかったのは回診です。毎日毎日、何話していいかわからず。回ってくる時間もまちまちで、読めないし。ある日の回診で本読むのダメ!と言われてしまいました。うぅ、、唯一の娯楽も奪うのか!なんでも細かい字を見るのも子宮の収縮につながるそうで。

それから週に2回訪れるNST。これも苦手でした。それまでは全然ハリもしなかったのに、つけた途端急に張り出す!なんでだよー!お腹に意識集中しないようにしてても、気になっちゃいます。キューっとハリます。

そんなわけで3A24まで濃度を上げられてしまいました。でもようやく35週まできました!35週になればこの病院で産めるそうで、搬送されなくて済む!それだけでもよかった!ただ、検診では相変わらず赤ちゃん骨盤に頭を突っ込んでるそうで。入院患者の中で断トツに産まれそうだ、と言われる始末。

点滴の濃度を上げられて弊害が発生しました。お腹に発疹が。。始めはおへそ周りだけだったのがだんだん全体に広がって、痒くて痒くて。軟膏を処方されましたが、なかなか効かない。こんなこととも戦わなければならないのね!

でもようやくカウントダウンできる日数になってきました。休めるのは今のうちだから休んでおきな、っていうアドバイスも今なら素直に聞くことができます。そうだ、今のうちに休んどこう。退院できたら、まだ買ってない赤ちゃん用品買いに行ったり、当分できない外食とかしたい!っていう希望を持って入院生活終盤を迎えられました。